“ならずもの国家”の若きリーダーを表と裏で支える“女帝姉妹”

2014年04月12日 16時00分

“ならずもの国家”の若きリーダーを新たに支える2人の姉妹が、クローズアップされてきた!! 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国会に当たる最高人民会議が9日に開かれ、金正恩第1書記が再び国防委員会トップの第1委員長に再任された。今回の会議は実力者だった“ナンバー2”の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された後、初めて招集されたもので、国家機構の組織改編が議題となっている。

 朝鮮半島情勢に詳しい関係者は「北朝鮮は“新たな形態”による4度目の核実験を排除しないと声明を出して挑発しています。正恩氏は父親の故金正日総書記時代から続く組織を変え、独裁体制を強化する独自色を打ち出していくと見られています」と語る。 

 11日に正恩氏の第1書記就任2年目を迎え、15日には祖父の故金日成主席の誕生日とイベントが控えている。中でも不気味なのは、17日までに再び長距離弾道ミサイルを発射すると予告していること。正恩氏が、日米韓の警告を無視してミサイル発射などで挑発してきた場合、「2人の姉妹の存在が、正恩氏の背中を押したことになる」と前出の関係者は指摘する。

 本紙既報通り、正恩氏の背後を歩く姿が目撃されている妹の金与正(キム・ヨジョン)氏と異母姉の金雪松(キム・ソルソン)氏は、後見人だった叔母の金慶喜(キム・ギョンヒ)氏に代わる大きな存在として注目されている。

「与正氏は先月9日に行われた最高人民会議代議員選挙で突然、朝鮮労働党中央委員会の責任幹部として公式報道された。正日氏が心を許したのは妹の慶喜氏だけだといわれ、慶喜氏に正恩氏の後見役を託した。妹にだけ心を許すというのは、親子のせいかパターンが似てます。雪松氏は妹の与正氏と違い表舞台に姿を見せませんが、金ファミリーをまとめています」(同)

 北朝鮮の新たな2人の女帝は、表と裏で正恩氏を支えることになる。