わいせつB級事件簿2020 コロナが変態を増やした!?

2020年12月31日 11時00分

女性たちのマスクが標的に(写真はイメージ)

 東京五輪・パラリンピックで盛り上がるはずだった2020年は、新型コロナウイルス一色に塗り替えられてしまった。そんなコロナ禍でも、わいせつなB級事件は起きていた。いやむしろ、コロナという世相をきっちり反映していたともいえそうだ。コロナ禍にもかかわらず“変態”が起こしたB級事件とは――。

 いまや国民のほとんどがマスクを日常的に身に着けるようになっているが、まだコロナ第1波のころに起きた事件がコレだ。4月に神奈川県で、20代の男が歩いていた女性に背後から近づき抱きついたうえ、着けていたマスクを奪って逃走するという事件があった。マスクはサージカルマスクだったという。付近では同様のケースが5件も起きていた。

 本紙では5月に、“マスクフェチ”と合わせてこの事件を取り上げた。だが、マスクそのものが好きなフェチとは違い、女性が着けているマスクを下着と同じようなものとして認識している者がいるようなのだ。

 変態事件に詳しいジャーナリストは、こう指摘する。

「下着感覚でマスクを欲しがる人がいるのです。マスクの内側に、口紅など化粧がついていると、ものすごく興奮する。電車内に落ちているマスクを拾っていった中年男性を見たことがあります。ゴミ箱に捨てるかと思いきや、そうではない。マスクの引ったくりは、2021年にもありそうです」

 もう一つのトレンドが未成年連れ回しだ。

 事件が発生したのは昨年だが、今年逮捕された“くすぐり男”の事例を紹介したい。この20代男は、LINEで知り合った近畿地方の10代少年に会いに行き、車で約8時間も連れ回した。貸し切り風呂へ行って足の裏を撮影したというから、不可解としか言いようがない。さらに少年をくすぐる動画も撮影していたという。報酬は1万円だった。

 この事件はコロナ禍の前に起きたが、今年はコロナ禍となってからも未成年連れ回し事件が目立ったという。簡単にいえば誘拐だが…。

 前出のジャーナリストは「最終的には不起訴処分になりましたが、家出した10代少女を5月から5か月間も空き家に住まわせていた男が逮捕されるという事件もありました。佐賀でも女子高生を連れ回した男に、実刑判決が23日に出ましたね」と話した。

 なぜ今年は、こういった事件が多かったのか?

「スマホが少年少女にも普及して、大人とコンタクトが取りやすくなったのはもちろんありますが、今年が特に多かったのはコロナが原因でしょう。空き家に住まわせていたケースは家出でしたが、コロナで子供たちは学校もなく、外にも出られない時期がありました。それでストレスをためて家族と不和になりやすかった」(前出のジャーナリスト)

 家族との不和から家出願望を持ち、アプリやゲームなど、ネットのコミュニケーションで大人と接触できる。結果的に、連れ回されるという事件が起きてしまった、というわけだ。

 たとえコロナ禍で大変な時でも、変態は存在する。良い子のみんなはもちろん、年頃の子を持つ親も気を付けよう!

【関連記事】