新型万能細胞「STAP細胞」論文が理化学研究所から「不正」と認定され、週明けに不服申し立てと緊急会見を行う方向の理研・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)。本紙は千葉県内の実家で小保方ママを直撃。周辺住民のほとんども、今後の結果がどうなろうとも「味方」だという。

 3日、千葉県内の小保方氏の実家周辺を訪れると、近所のほとんどの人々は“擁護派”だった。「晴ちゃん1人だけの責任にされてかわいそう」「周りの科学者は本当にイヤなやつら」などの声が相次いだ。

 小保方家と昔から付き合いがあるという女性は「週刊誌に『家族は夜逃げした』なんて書かれてたけど、そんなのうそよ。だってカウンセラーをしているお母さんはちゃんと仕事に行ってるもの」と怒り交じりにまくし立てた。

 午後8時半ごろ。そんな立ち話をしていた横を、重い足取りの女性が傘を差して実家方向に歩いていく。コートを着てマスクをしているが“小保方ママ”だった。すぐに後を追い掛け「これから会見になると聞いてますか」「晴子さんと連絡は取ってますか」「娘を信じてますか」などと問い掛けたがノーコメント。

 前出の女性は「(お母さんは)かなり憔悴(しょうすい)してるわよ。最近、神戸に行って(小保方氏に)会ってきたって。お母さんは『俗世間のことは耳にしないようにしてる』って言ってるから、ニュースは見てないみたい。『これから娘がどうなるかは難しいことだからわからない。でも、信じます』とも言ってたわよ。30歳でも子供はいつまでも子供なのよ。親心よねぇ。(お母さんに)近所はみんな味方だからねって伝えたら『ありがとう』って言ってくれたわよ」とも。結果がどう転んでも、小保方氏に帰る場所だけはあるようだ。