安倍首相「いいとも生出演」の舞台裏で警察とアンチ50人が一触即発

2014年03月22日 16時00分

安倍首相に向けての「辞めていいとも!」のプラカード

 安倍晋三首相(59)が21日、今月いっぱいで終了するフジテレビ系のバラエティー番組「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングにゲストとしてスタジオ生出演した。

 32年間、同番組で司会を務め、31日で番組を終えるタモリ(68)を安倍首相は「無形文化財だ」と称賛。以前、体調を崩し入院した際、タモリのバラエティー番組を楽しんでいたことも明かした。タモリから「今度一緒に飲みましょうか!」と誘われると「ぜひ。長続きの秘訣を聞きたい」と応じた。

 一方、新宿アルタ裏口の周辺は番組放送前から騒々しい空気に包まれた。「安倍晋三は今すぐ辞めていいとも!」「原発いらない! 秘密保護法いらない!」などと書かれたプラカードを持った50人を超す人々が周辺を埋め尽くし、警察官と一触即発となった。

「安倍首相は早く退陣しろ! テレビに出ている場合か!」と大声を上げる人々を数人の警察官が「もう少し後ろに下がってください」と静かになだめていた。だが、その集団からは「おしくらまんじゅうしてどうするんだ! 誰も押してないぞ! なめんじゃないぞ!」と怒号が飛んだ。

 午後0時23分、大勢のSPが厳重にガードする中、安倍首相がアルタ裏口に到着。主役の登場に「帰れ! 帰れ!」と大合唱が起きた。

 しかし、安倍首相は“想定内”とでも言いたげな余裕の笑顔を見せながら「どうも」と左手を大きく上げてスタジオ入りした。

 政府関係者は「来月、消費税の増税が導入されますが、26年度の予算が成立し、実績をPRしたい狙いもあり、番組出演しました。警備に当たった警視庁は番組出演が数日前に決まったこともあって準備が大変だった。逮捕者も出ず、なによりです」とホッとした表情だった。