山本太郎議員「新党ひとりひとり」を結党

2014年03月18日 10時45分

小保方氏にもエールを送った山本議員

 ひとりから、ひとりひとりへ。山本太郎参院議員(39)が「新党ひとりひとり」を結党した。脱原発勢を結集させる国政政党を目指し、まずは衆院鹿児島2区補欠選挙(4月15日告示、27日投開票)で党独自候補を公募し、出馬させる意向だ。本紙取材に新党名を明かした山本氏は、結党経緯から将来の仰天野望までも激白。また世を騒がせているSTAP細胞の理化学研究所・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)にも、逆境に全くへこたれない立場からエールが飛び出した。



 ――18日に新党結党を表明

 山本氏:来月、鹿児島2区で補選が行われる。(隣の選挙区にある)川内原発の再稼働が進められているのに今、手を挙げている候補者は、再稼働反対に本気とは感じられなかった。納得のいく候補者を立て、新党を旗揚げするしかないと覚悟を決めた。

 ――既に「新党今はひとり」を結党している

 山本氏:これまでは僕一人の活動で、党員や候補者は募集していなかった。来年の統一地方選、2年後の衆参の改選を見据え、脱原発、消費税増税反対、TPPに入らない、集団的自衛権の行使容認ストップの4つを掲げ、今回の補選を皮切りに各地で候補者を募集していきたい。

 ――新党名は

 山本氏:「新党ひとりひとり」です。人間、一人ひとり考え方は違う。でも何かあった時には、一つになる意味合いです。

 ――2年前の初出馬時から脱原発勢の結集を呼び掛けていたが、党利党略で都知事選でも一枚岩になれなかった

 山本氏:国会内では僕と一緒にやりたいという人はまだいないが、選挙に強いというのを見せていけば響いていくと思う。新党には志はあるが、選挙制度を前に出られない人たちを押し出し、大きな受け皿になりたい。4月1日のエープリル・フールに鹿児島補選の候補者を発表する予定ですが、決してシャレではないですよ。山本はまたバカやっているなと言われるかもしれないが、先々は政権を取りに行きますよ。

 ――それにしても“山本党”からの出馬は、打たれ強さが必要では

 山本氏:確かにいろんなことで叩かれるし、いわれなき非難も受け、炎上もしょっちゅうです。ただ、この状況で僕と一緒にやろうと手を挙げるだけで、相当タフな人だと思うので大丈夫かと。

 ――炎上といえばSTAP細胞の小保方氏が、非難の渦中にある

 山本氏:今月、内閣委員会による医療特区の実情調査で、神戸の理研を視察しました。理研からは「若い人は突拍子もない発明をする。チャンスを与えている」という説明を受け、大いに賛同したし、研究者らもエネルギーに満ちあふれているように感じたんですが。

 ――小保方氏がトカゲの尻尾切りになりそうだ

 山本氏:なにか小保方さん一人に責任を押し付けている感じでしたね。組織としてのチェック機能が働いていなかったわけで、みんなの責任ですよ。若い研究者を守ってあげる体制でないとこの先、研究者も寄ってこない。今回の件で、理研に予算もつきづらくなるし、残念ですね。新党ひとりひとりは、失敗した人に対してもまたチャンスを与えられる寛容な社会を実現していきますよ。