収監中の“民主の女神”周庭さんに世界から手紙殺到

2020年11月26日 12時01分

収監先からメッセージを発した周庭さん(ロイター)

 収監された香港の市民活動家で“民主の女神”こと周庭さん(23)の近況が伝わってきた。周さんのツイッターアカウントで関係者が報告している。

 周さんは昨年6月に香港政府の「逃亡犯条例」改正案に反対しデモを扇動したとして有罪判決が下っており、23日に保釈の継続が認められずに即日収監となっていた。量刑は12月2日に宣告される予定となっている。

 ツイッターによると「彼女には12人部屋が割り当てられました。精神状態は良く、二晩とも眠ることはできたそうですが、食欲はないそうです」という。さらに「面会中、少し疲れて見えました。本来なら、今月末にご両親と大学卒業記念写真を撮る予定だったのに投獄されてしまい、少し落胆しています」と関係者はつづった。

 周さんがこの関係者に託したメッセージも公開された。「皆さんの関心に感謝します。心配をかけてごめんなさい。私は留置所で元気です。環境に適応しようと努力しています。皆さんと一緒に誕生日を過ごせることを願っています。待っていてください!」。周さんの誕生日は12月3日だ。

 注目されているのは、関係者がツイッターのフォロワー向けに周さん宛ての手紙の送り方を指南していることだ。

 最近の出来事を書くのはOKだが、個人情報や抗議活動参加歴などは「刑務所が手紙を事前チェック」することを理由にNG。手紙のフォーマットについても、ラメ入りのような特別なものではなく標準的なものを勧めている。これにはさっそく「私も出します」「みんな書きましょう」と日本のネットでも騒がれている。

 25日には英国の公共放送BBCが「今年の女性100人」を発表。周さんも名を連ねた。日本だけでなく、世界中から周さんへの手紙が香港に殺到しそうだ。

【関連記事】