宇宙飛行士の野口聡一さん(55)が搭乗した米スペースXの新型宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げの際、UFOが出現したことが一部で話題になっている。

 クルードラゴンは、野口さんと米航空宇宙局(NASA)の飛行士の計4人を乗せ、15日午後(日本時間16日午前)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。4人は27時間半の飛行を経てステーションに到着。先に長期滞在している米ロの3人に合流した。

 実はその打ち上げ時に、かなりの高度の地点で、クルードラゴンに寄り添うようにUFOが出現していたというのだ。

 打ち上げを撮影していた一般女性が後で映像を確認すると、クルードラゴンの近くに奇妙な白い光があることに気づいた。その動画をUFOを研究しているユーチューブチャンネル「MrMBB333」に提供。するとチャンネル運営者は「正体不明の物体が、ロケット打ち上げのそばにある」と指摘したのだ。

 動画では、白い光の点がクルードラゴンに寄り添っているようにも見える。

 UFO研究家の竹本良氏はこう語る。「宇宙飛行士ゴードン・クーパーのUFO目撃報告や、エドガー・ミッチェルの宇宙人存在の肯定的見解は時々話題になります。だが、そもそも米国大統領がUFOや宇宙人情報の公開をしない限りはそれ以上、真相に迫るのはなかなか難しい。宇宙飛行士は膨大な機密保持契約書に署名し、軍事機密でもあるゆえに、UFOについてうかつに話せないのですから」

 しかし一歩一歩、人類は宇宙に進出している。

 竹本氏は「地球人の宇宙開発について、宇宙人側は、よちよち歩きの幼児が花火を持っているのを見守る大人たちの気持ちに似ていて、ハラハラドキドキ、危なっかし過ぎて心配なのでしょう。今回のUFOは宇宙人側の親心の表れと考えると理解しやすいのではないかと思うのです」と指摘している。