デジタルでも〝シャチハタ〟 ハンコレス社会が急拡大

2020年11月16日 15時10分

「Shachihata Cloud Business」のオンライン発表会に出席したシヤチハタ株式会社・舟橋正剛代表取締役社長

 印章やスタンプ、文房具等を製造する「シヤチハタ株式会社」が16日、「Shachihata Cloud Business」のオンライン発表会を行った。

 会見は、同社が行う電子決裁サービス「Shachihata Cloud Business」(24日から提供開始)の発表会。

 出社せずに文書の申請や認証が簡単にできる既存のサービス「パソコン決裁Cloud」の機能を拡張したもので、取引先との書類のやりとりでも安心して使えるサービスに進化しているという。

 新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及するなか、印鑑を押すためだけに出社しなければいけないことなどが課題となった。

 これを受け、同社は「パソコン決裁Cloud」を無料開放。同社の舟橋正剛代表取締役社長は「それまで月々約2000件の申し込み数が、3月は1万5000件、6月末までに27万件もの申し込みがあり、デジタル化の拡大を肌で感じた」という。

 こうした電子印鑑サービスはコロナ禍において急速に拡大しているが、舟橋氏は「たくさんの会社がこのようなサービスに参入されているが、我々はIT企業ではない。アナログの商品が紙で押されていたように、デジタル上でもやっぱりシャチハタが必要だねと言っていただけるような競合よりも、協業を中心にしていきたい」と話した。

【関連記事】