「PM2・5」と「黄砂」恐怖のダブル攻撃

2014年02月27日 20時00分

 新潟県が26日、発がん性のある微小粒子状物質「PM2・5」濃度の上昇が予測されるとして、外出を控えるよう注意喚起を行った。26日午前5~7時の亀田測定局などのPM2・5濃度が1立方メートル当たり85マイクログラムを超えたことから、1日平均濃度が、国の暫定指針である70マイクログラムを超える可能性があると判断したもの。国が注意を喚起する指針を設けた2013年2月以降では初めてだ。

 県はホームページなどで「屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らしてください。なお、外出する場合、マスクの着用は一定の効果が期待できます」「屋内においても換気や窓の開閉を必要最小限にしてください」などと注意している。

 26日は全国的に空気がかすんでいるという報告があり、PM2・5数値が過去最高濃度を記録した自治体も多い。大阪府や福島県も初の注意喚起を行っている。さらにこれからは黄砂も加わりダブルで襲い掛かる。

 ある中国人ジャーナリストは「PM2・5だけでなく、毎年3月から5月にかけて中国では黄砂の被害も深刻化します。PM2・5の発生原因は中国の劣悪な石炭ですが、石炭は同時に黄砂を毒化します」と指摘する。

 黄砂は西日本にも飛来し、干している洗濯物などを汚す。しかし、単に汚すだけではない。黄砂自体が毒なのだ。

「中国ではあらゆる所で石炭が燃料として使用されています。この中国産の石炭は硫黄分の含有量が非常に多く、燃やせば当然、大気中には大量の亜硫酸ガスが放出される。亜硫酸ガスは雨が降ると、希硫酸となって黄土砂漠に降り注ぎ、黄砂に染み付く。この毒黄砂は肺に入ると毒が血液に溶け込み、嘔吐や頭痛などを起こす。また、問題なのは日本に来た黄砂には花粉がくっつき、アレルギーを起こすんです」(同ジャーナリスト)

 日本にもその被害がやってくるのだから、対岸の火事ではない。