テレワーク終了で「濃厚接触機会アップ」 今冬コロナ「再拡大」に気をつけろ

2020年11月09日 11時06分

“痛勤ラッシュ”は避けたい(写真はイメージ)

 新型コロナが再び猛威の気配だ。東京都は8日、新たに189人がコロナに感染していることを発表。さらに全国では新たに954人の感染が確認されているが、今冬のコロナ再拡大はあり得るのか。

 インフルエンザが冬に猛威を振るうように、コロナも冬に再拡大する懸念が指摘されている。そんな悪夢の到来を後押ししかねないのがテレワークの終了だ。

 労働現場の状況に詳しい社労士は「春以降、テレワークをしていた企業の中にはこの秋にテレワークを原則終了にしたところがあります」と明かした。

「自宅で仕事をするとなると多くの人はどうしても効率が下がってしまうのです。また、自宅は集中できないからと図書館に行っても同じ考えの人で密状態。だからホテルのデイユースを利用する人もいる。しかし、そのお金は労働者持ちだったりする。労働者の不満がたまり、仕事の出来もよくなく、企業にとってもマイナスなのです」(前出の社労士)

 オンライン会議も万能ではなかった。ある会社員は「人それぞれネット環境が違うから映像が止まったり、音声が止まったりと不安定でイライラすることもありました。『やっぱ対面じゃないとやりにくい』と同僚と話し合ってます」と言う。

 テレワークをやめ、外出する人が増えれば、当然、濃厚接触の機会も増えることになる。これから冬が訪れ、“コロナの季節”が懸念される中、負の連鎖が起きかねない。

「ええ、悪循環になるでしょう。コロナの感染者が急増したら、またテレワークに戻るのでしょうね」(同社労士)
 対策だけは怠りたくない。

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