河井案里議員がピンクのニット姿で保釈 周辺は〝暴走癖〟を不安視

2020年10月27日 22時30分

保釈された河井案里参院議員

 公職選挙法違反で公判中の河井案里参院議員(47)が27日、東京拘置所から保釈された。約4か月ぶりに報道陣のカメラの前に姿を見せた案里被告はピンクのセーターにグレーのパンツルックで一礼。一時、激ヤセしたが、リバウンドしたようで、見た目に劇的な変化はなかった。

 案里被告は昨年の参院選での公選法違反(買収)で今年6月に逮捕され、これまで4回、東京地裁に保釈申請していたが、いずれも却下されていた。今月23日に証人尋問が終了し、保釈されても口裏合わせなどの証拠隠滅の恐れがなくなったことで、地裁は保釈を認めた。東京地検は抗告したが、退けられ、保釈保証金1200万円を払い、住居の制限やその他の条件は付くものの拘置所とは比べものにならない自由の身となった。

 ただ、不安を指摘する声もある。古巣の自民党関係者は「案里氏を保釈して大丈夫なのか」と心配する。案里被告は逮捕前に広島地検からの取り調べを受けた際、自ら全裸になって、「調べなさい」と検事らを一喝。一方で、逮捕の不安からか薬を服用した上で酒を飲んで、救急搬送される騒動もあった。

 案里被告は週刊文春のインタビューに「鬱病があるんで、すごく強い睡眠薬を持っている。(中略)薬が目の前にあったので、もう意識をなくしてしまいたいって気持ちがあって」と〝自殺未遂〟だったと明かしている。

「気が強い半面、打たれ弱いところもある。裁判と長期の勾留で相当、こたえているでしょうし、エキセントリックなところがあるので、24時間態勢のサポートが必要でしょう」(同関係者)

 臨時国会が開会中で、案里被告は出席することもできる。関係者は当面の出席は難しい見通しを明かしているが、無罪を訴えているだけに予想のつかない〝国会アクション〟に出る可能性もある。

【関連記事】