選挙事務所で投開票を固唾をのんで見守る――そんな従来の選挙戦と一線を画したのgが家入一真氏(35)陣営。東京・六本木のクラブで、支持者はアルコールを片手にクラブミュージックに体を揺らしながら、家入氏のDJ遊説に耳を傾けた。


 5位で落選となったが、家入氏は「むしろこれから! 闘いはここから始まる!」とシャウト。ダフトパンクの曲「One More Time」に交じって「ヒュー!」という声援が飛んだ。


“ワン・モア・タイム”の中身がこの日、明らかになった。家入氏は「政党を立ち上げ、今後の東京23区の区長選すべてに候補を出していく」と宣言。陣営関係者によると「区長選の投票率は20%程度。2~3万票を得票できれば当選できる。今回、これだけネット動員できたので、勝ち目はある」と東京で地盤固めをしていくつもりだ。


 家入氏が「僕らが声を上げることが大事。23区長選に“オレ出たい”ってヤツいたらバンバン、メールください。もう、政治とか分かんなくてもいいから、どんどん出ていこうぜ!」と呼びかけると「イエーイ!」と拍手が湧き起こった。


 また、機関紙(メルマガ)の発行を発表。これも、家入氏を支援するホリエモンこと堀江貴文氏(41)やロンドンブーツ1号2号の田村淳(40)、湘南乃風の若旦那(37)など知名度抜群の著名人にすでに執筆を依頼済みだという。


 クラウドファンド制度で家入氏に献金した男性は「若旦那なんか今回、家入氏が都知事選に出馬したことに触発されて『俺も出たい』なんて言ってましたよ。リップサービスでしょうが、ロンブーの淳なんかも政治に興味があるし、23区がタレント区長だらけになる可能性もある」という。 若者代表の家入氏の今後の動向に注目だ。