「大阪都構想」推進の公明党・山口代表に学会員は複雑な表情

2020年10月19日 11時56分

左から公明党・山口那津男代表、大阪維新の会・松井一郎代表、吉村洋文代表代行

 賛成のお願いに揺れる胸中も…。大阪市を2025年に廃止して、4特別区を新設する「大阪都構想」の住民投票(11月1日投開票)の告示から初の週末を迎え、賛成派・反対派の陣営がアピール活動を展開した。

 推進派の大阪維新の会と公明党は18日、大阪市の梅田、難波、天王寺の3大繁華街で街頭演説を開催。公明党は山口那津男代表(68)が来阪する熱の入れよう。維新の松井一郎代表、吉村洋文代表代行とともに選挙カーに立った山口氏は「なっちゃ~ん」の掛け声に、「こんにちは、なっちゃんです」と応じ、「党中央を代表してお願いします。賛成票を入れていただきたい」と訴えた。

 一方で、反対派の自民党は横浜、名古屋、神戸など8政令市の市議らが加わり反対を主張した。

 大阪市議団の北野妙子幹事長は「政令市の仲間が『見ていられない』と駆けつけてくれたのが心強く、涙が出そうだった」と感謝していた。

 一方、公明党の支持母体である創価学会の関係者にも戸惑いがみられた。ある学会員の女性は「松井さんが公明党本部に来て(来阪を)お願いしたとも聞いてますけど、維新はしんどいんやろうなと思った」と話し「前回は反対だったのに、今回は賛成。やっぱり、これまで橋下(徹・前維新代表)さんに砂かけられましたから、維新を嫌いな人は多い」と、山口氏と松井氏らが並んで演説する姿に複雑な表情をみせた。