フェチではない?児童の上履き隠した小学校教師の動機は

2020年10月17日 11時05分

 小学校教員が赴任先の学校で児童の持ち物を盗む動機とは…? 東京都あきる野市立増戸小学校で児童3人の上履きを隠したとして、同校教諭の井上浩一容疑者(38)が15日、器物損壊容疑で警視庁五日市署に再逮捕された。

 再逮捕容疑は、昨年5月から今年6月ごろまで、同校の下駄箱にあった右足用の上履き3つを隠した疑い。井上容疑者は容疑を否認しているが、署が容疑者のロッカーを調べたところ、上履きが発見された。

 井上容疑者が2017年4月に同校へ赴任してから、児童のリコーダーが紛失したり、絵の具セットが黒マジックで落書きされるなどの被害が約100件発生していた。

 同校は9月23日、「児童の防災頭巾と文房具が落書きされた」と署へ情報提供。防犯カメラの映像から井上容疑者が浮上し、同26日に器物損壊容疑で逮捕された。

 井上容疑者は人目につかない午前5時に出勤し、犯行に及んだとみられる。自身が担任を務めるクラスの児童の持ち物には手をつけていなかった。
 あきる野市はホームページに「子どもの心を傷つけることはあってはならない」という教育委員会教育長と、「当該教員は授業力も高く、校務分掌を任せても的確に仕事をこなしていた」という同学校長のコメントを掲載し、謝罪した。

 大量に児童の持ち物を盗んでいるとなると、性的な嗜好が動機だと考えられるが、今回はそれとは違う可能性が高そうだという。

 9月に逮捕された際、井上容疑者は動機について「複数の教員が仕事をしないことに不満があり、憂さ晴らしでやった」などと供述していた。

 捜査関係者は「児童は男女に関係なく被害を受けているので、性的な嗜好ではなさそう。他校に勤めていた時は正義感が強い先生と言われていたらしいが…」と明かした。

 本人は正義感のつもりだとしても、罪を犯すのは言語道断なのは言うまでもない。