今年のハロウィーンは「集まらない」 渋谷区が提案「ノー密」プロジェクト

2020年10月16日 11時27分

去年のハロウィーンは密集していた…

 10月も半ばとなり、街ではハロウィーンの看板や商品を見かけることが多くなったが、ハロウィーンといえば、毎年のように注目されているのが東京・渋谷のお祭り騒ぎだ。

 一昨年には渋谷センター街でトラックを横転させ、その上で半裸になって騒いでいた若者らが逮捕された。それを受けて昨年、路上飲酒を禁止するなど対策を取ったところ、若干の逮捕者は出たものの大きな騒ぎはなく、例年通り、多くの人が渋谷に集まった。

 そうした中、渋谷区では「今年は集まらないハロウィンを。」というキャッチコピーを掲げた「HELLO! NEW HALLOWEEN! SHIBUYA」プロジェクトを推進している。

 これは渋谷区後援のもと、東京・渋谷スクランブルスクエア内にある共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」のプロジェクトチームがハロウィーン当日の31日まで行うもの。

 内容は渋谷のショッピング施設にポスターを掲示したり、スマートフォンでの動画や写真撮影に使用できるオリジナルのARフィルターなどを製作し「#集まらないハロウィン」を添えてインスタグラムに投稿してもらうキャンペーンなどだ。

 プロジェクトの担当者は「新型コロナウイルスが広まると、テレビで渋谷のスクランブル交差点の映像がよく使われるようになった。渋谷はコロナと関係がなくても、人が集まる場所というマイナスなイメージになってしまったように感じている。本来、渋谷は新しい価値が創出されたり、文化が生まれたりする場所。ハロウィーンのお祭り騒ぎのイメージから、怖い街と思われて行きにくいと感じている人もいる。渋谷をかっこよくて憧れられる街にしたい」と話した。

 今年こそは、平和なハロウィーンを願いたい。