都知事選主要3候補それぞれの泣き所とは

2014年01月28日 11時00分

有権者と握手を交わし支持を訴える舛添氏

 東京都知事選(2月9日投開票)が告示から最初の日曜日を迎えた26日、各陣営が票の掘り起こしに躍起になった。舛添要一元厚労相(65)、田母神俊雄元航空幕僚長(65)、細川護熙元首相(76)の主要3候補は順調な選挙戦を続けているが、それぞれ問題も抱えている。


 人通りが期待できる選挙サンデーに田母神陣営が選んだのは新宿・歌舞伎町だった。200~300人ほどの聴衆が集まり、ネットで生中継をする人も。応援弁士が「ネットのみなさま、ありがとう」と感謝した通り、ネットの支持率が高い田母神氏は、ネット人気が投票につながるかが命運を握っている。


 選対関係者は「ギリギリになって出馬した家入という人がいるでしょ。彼はネット人気が高いらしい。そうなると、いったいどれだけの票が食われるのか」と不安を口にする。実業家の家入一真氏(35)はホリエモンこと堀江貴文氏(41)が支援していることから分かるように、ネットにたけている。田母神陣営もうかうかしていられない。


 一方、本命視される舛添氏は、自公の支援を受けて組織型選挙をしている。この日は立川駅や国分寺駅の演説に約200人が集まったが、世論調査でリードしている割には少ない。「公明党が支援しているのですが、創価学会の婦人部が女性問題を嫌っているといいます。婦人部の影響力は大きいので、どうなることやら」と永田町関係者。また、「石破茂幹事長ら大物の応援演説が今後もないかもしれない。余裕があるといえども、まだ分かりません」(政治ジャーナリスト)という指摘もある。


 巣鴨に少なくとも400人以上は集めた細川氏は、後押しする小泉純一郎元首相(72)の人気に乗っかり舛添氏を猛追する。この日もツーショットで演説をこなしたが、負の影響も懸念される。


「陣営が心配しているのが、投票用紙に『小泉』と書いちゃう人がどれだけ出るかです。何十万という単位になるかもしれない。それだったら、最初から小泉氏が出馬すればよかったとなってしまう」(前出のジャーナリスト)。小泉氏も「出るのは私ではなく、細川さんですから」と強調していたように、現実味のある問題だ。