53歳の“小学生フェチ”男は盗んだ養生シートで何をしていた?

2014年01月26日 09時00分

 富山県高岡市内の小学校などで窃盗を繰り返して建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕・起訴された無職の男(53)の自宅から23日までに、大量のランドセルなどが見つかった。

 先月7日、同市小学校に侵入して教室にあった女子児童(7)のランドセルを盗んだ疑いで逮捕・起訴されていた。その後の富山県警高岡署による家宅捜索で、子供の楽器や自転車など約140点が押収された。

 犯行当日は保護者参加の行事があって、大人に紛れて侵入した。同署副署長は「11年ぐらい前から同じ手口で小学校で児童の物を盗んだり、民家から児童の体操着を盗んだりしていた」と話す。

 被告が盗み続けてきた“コレクション”はランドセルに始まり、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)やタンバリンなどの楽器。そして理解に苦しむ教室のカーテン、児童が育てていた朝顔やミニトマトの鉢植えなど多岐にわたる。「小学生に関係するものを集めたかった」と供述しているという。

「基本的に好きなのは小学校低学年の児童。性別はあまり関係なかったようだ」(副署長)。学校の玄関にあって比較的盗みやすく、かといって上履きや外靴には手をつけていなかった。

 性的な嗜好も動機の一つではあろうが、この男は単なるロリコンでもなかった。副署長は「押収した物の中で最も点数が多かったのが工事現場などで使われる養生シートだった。『シートが風で揺れる様子が学校のカーテンがはためく様子に似ていた』と話している」と明かす。

 被告は工事現場に忍び込んで42枚もの養生シートを盗み、盗んだ鉢植えは一人暮らしの自宅ベランダでせっせと育てていた。児童も好きだが、それ以上に小学校の風景全体を再現するのが好きだったようだ。妄想の世界で友達と学校生活を楽しんでいたのかもしれない。