ビッグダディ「東京と地方の交換留学を活発に」

2014年01月24日 08時03分

ビッグダディ

【都知事選を私はこう見る(4):ビッグダディ(林下清志氏)】細川さんが面白いんじゃないかと思っているんだ。すでに大きなかじ取り(首相)を経験された方なのでね。選挙戦の争点の一つ「原発」について、俺は必要かと問われれば、そうでもないと思う。風力発電で補っているケースもあるからさ。どちらにしても、争点が「原発」にとらわれている感があるよね。

 それより、もっとやることは他にある! 2020年の東京五輪が決まっているんだから、もっと五輪が語られるべき。五輪は子供に夢を与えられるんだから。そう、子供だよ! もっと「教育」の政策を示してほしい。

 俺は“交換留学”を活発にしてほしいと思う。それも今、普通に行われている国内と海外の交換留学じゃなくて、小中高生を対象にした東京と地方の“交換留学”ね。

 10代は多感。その貴重な時期に、例えば10日間、東京の子供が地方に行き、地方の子供が東京に行って、その地で過ごす。このメリットはデカいと思うよ。

 俺の長女で今、愛知県で歯科医院の受付をしている愛美(22)なんかは、俺の仕事の都合で小学6年間で6校も渡り歩いたんだ。岩手で2校、静岡で3校、岐阜で1校だね。そりゃあ適応力、社交性が身について成長したな~と実感したよ。

 見ず知らずの環境の中、この友達はどんな子かと観察から入って、接するようになるから。娘の場合は転校だけど、短期の“交換留学”が活発になれば、子供たちの感性は、もっと広がるよ。

 東京の子供たちには地方を知ってほしい。ゲームの無機質な感動じゃなく、自然の素晴らしさとか。例えば東京では出合えない朝日、夕日、星空を見ただけで、感動できる。俺みたいな田舎育ちでは当たり前の風景だけど、東京の子供たちにとってはそうじゃない。ショップで売っているのではなく、野生のカブトムシを初めて捕まえた感動は、口では言い表せない。「この食べ物うめぇ~!」とか、そんな発見でもいいと思う。

 俺も岩手育ちで、大人になって東京へ出てきてカルチャーショックを受けた。多感な時期にそういった経験はさせるべきだと思った。だから、今度の都知事には“交換留学”を考えてほしいね。

(タレント、リラクゼーションマッサージ師)