東京都知事選(2月9日投開票)への出馬が噂されてきた元宮崎県知事の東国原英夫氏(56)が20日、ライブドア元社長の堀江貴文氏(41)のトークイベントに出席。出馬を完全否定したもののまだ諦めきれない!?

 最後まで後出しジャンケンの可能性を残していた東国原氏だがこの日、「今回は出ません。(衆院議員を)辞めたのは都知事選に出るためではないかといわれるが、絶対にない。今は(公職を離れ)自由になれた解放感をしばらく味わいたい」とようやく“不出馬”を明言した。

 出馬準備を進めていただけに立候補予定者には「皆さん、東京五輪が行われる6~7年後はいくつですか? そこの視点で見れば40~50代の候補か、女性がいないといけない。どういう東京にしたいのか。理念も出してもらいたい」と苦言を呈した。

 告示前日に出馬会見を開く細川護熙元首相には「出ないんじゃないですか? 直前に“殿は辞めた”って言うんじゃないの」と口撃。さらに「江戸城の天守閣を復活させて、“風雲たけし城”をやろうと思っていた。こういうことをいう候補はいないよね」と、幻の公約も披露するなど最後まで都知事の座に未練たっぷりの様子だった。