「密」すぎた4連休 迫るGo To拡大に懸念の声「2週間後ヤバイのでは…」

2020年09月23日 11時30分

渋谷の街にも人が戻っていた

 日本全国の観光地でコロナ禍を忘れたかのように、多くの人でにぎわいを見せていた4連休が22日に終わった。落語家の立川談四楼(69)はツイッターで「観光地の混雑映像に目まいがする。(中略)さて2週間後、どうなっているだろう」とつぶやいたが、本当に大丈夫なのだろうか。

 この日、西村康稔経済再生担当相は東京・浅草を視察。浅草演芸ホールでは林家正蔵と意見交換をした。西村氏は報道陣に「地域の盛り上げにGoTo事業を活用していただきたい」と述べている。

 今後、「GoToキャンペーン」のうち、イベントの入場料や商店街の催しを補助するGoToイベントとGoTo商店街が開始される見込み。さらに、GoToトラベルも10月から東京が対象に入る。

 コロナ禍でもなんとか経済活動を促進しようという政府の試みだが、現場はピリピリしたままだ。

 4連休中に関東から福岡に旅行した40代男性は「航空会社がものすごく過敏でしたね。私がマスクをせずに飛行機に乗ろうとしたら、機内に入る直前のところで止められました。『今ここでマスクをしてください!』と強制ですよ。機内でも『食事中以外はマスクを外さないでください』と何度もアナウンスがありました」と振り返った。

 マスク拒否で飛行機を降ろされた事案が2件続いたばかり。「航空会社はマスクに神経質になっています。私のようなアレルギー性鼻炎持ちにはマスクはつらいです」と男性は訴える。

 GoTo拡大には懸念の声もある。神戸大学で感染症を専門としている岩田健太郎教授は22日、ツイッターで「この(連休)間の感染者は7日後程度に発症し、全国各地で患者の増加を確認する頃追い打ちをかけるように東京GOTO突入」とつぶやいた。コロナ蔓延の連鎖を心配している。その時に備え、政府には何か秘策があるのだろうか。