〝ほほえみの国〟タイが異常事「タイ」 国王が奔放愛人と復縁&美女20人〝酒池肉林パーティー〟

2020年09月23日 11時30分

我が道を行くワチラロンコン国王とシニーナト妃(ロイター)

 「ほほえみの国」タイが異常事態だ!! 英王室や、韓国の宮廷ドラマもビックリのお家騒動が今、タイで起きている。ワチラロンコン国王(68)が昨秋、「不実な行いがあった」として王室から追放した側室とまたヨリを戻したことに、国民が不信感を抱いた。さらに、同国王がドイツで“ハーレムプレー”に興じ、新型コロナのクラスターを起こしたことがネットで報じられ、国民の知るところとなった。もはや、ほほえみを忘れた国民は、あからさまに王室を猛批判し始めた。

4年前に即位したワチラロンコン国王は昨年5月、元キャビンアテンダントのスティダ王妃(42)と結婚。その2か月後には、愛人と目されていた元看護師シニーナトさん(35)に「高貴な配偶者」を意味する特別な称号「チャオクンプラ」を授けた。これは長い歴史のタイ王室で約100年ぶりに復活した称号だった。

 ところが、側室となったシニーナト妃は奔放すぎた。国王はたった3か月で「今の地位に満足せず、王妃のように振る舞った。無礼で恩知らず」などとして、称号や陸軍少将の地位を剥奪。シニーナトさんは王室を追放され、幽閉されていたともいわれた。王室のウェブサイトからも元妃の写真や経歴は削除された。

「チャオクンプラの称号そのものもシニーナトさんのおねだりで、スティダ王妃と同等の地位を求めた。その後の行動が、国王の目に余ったということのようだ」(現地駐在員)

 だが、1年足らずで国王は一転、シニーナトさんに「落ち度はなかった」とし、8月28日付で称号を戻し「称号剥奪はなかったものとする」との勅令を出した。

 駐在員いわく「この措置理由はハッキリしない。タイ国民の多くは『またか』とあきれている」。

 というのも、国王は皇太子時代に3人の「元妃」と結婚、離婚を繰り返しているからだ。3人目のシーラット元妃(元ダンサー)は13年前、当時皇太子だった国王のバースデーパーティーで、トップレス&Tバック姿でお祝いし、その映像が流出し騒動になった。

 ただ、タイには厳しい不敬罪がある。SNSで王室を批判したり、そうした書き込みに「いいね」をクリックしたりするのも不敬罪。最長15年の禁錮刑を科される可能性がある。

 そんな中、ドイツのタブロイド紙「ビルト」は今年3月、タイ国王が愛人20人とドイツ国内の超高級ホテルを借り切り、新型コロナウイルスから「避難」していると報じた。「タイのメディアは黙殺したが、ネットニュースで国内でも知られることになった。タイは厳しいロックダウンでコロナ自粛中だったから、国民の怒りを買った」(駐在員)

 この“ハーレム状態”に王妃やシニーナトさんはいなかったようだが、同紙によると、随行スタッフ数百人からクラスターが発生。感染が疑われる119人がタイへ送り返されたという。

「国王は即位以来、ドイツの別荘などにこもりきりでタイにほとんど戻らない。600億ドル(約6兆円)ともいわれる莫大な資産を独占し、入れ墨だらけのヘソ出しタンクトップ姿を海外メディアに撮られたことも。王室のイメージは今や地に落ちている」(駐在員)

 もともとタイで王室が敬愛されてきたのは、4年前に崩御したプミポン前国王の功績。その偉大なる父の跡を継いだ現国王に対する失望は大きく、8月16日の大規模反政府デモでは、王室改革が公然と叫ばれた。

 今月19日もバンコクで5万人規模の反政府デモがあり、王族を起訴できない憲法第6条の廃止、不敬罪の撤廃など、10項目からなる王室改革要求が政府に出された。

 その日は東京・渋谷でも在日タイ人たちが街頭デモを敢行。入れ墨ヘソ出しの国王に扮した男性が、タイ国民を弾圧する衝撃パフォーマンスを行った。
 この異常事態に対し「プラユット首相が警察や軍を動員し取り締まるのでは?」「軍の強硬派がクーデターを起こすのでは」との臆測も浮上。今後、大騒乱に発展するかもしれない。