中国人の転売屋 迷惑な福袋買い占め

2014年01月05日 18時00分

1日昼、ノートパソコン福袋を買占め、新宿の路上に並べる中国人グループ

 大手家電量販店は1日から、主要百貨店は2日から2014年の初売りを始めた。100万円を超える高額な福袋も売れるなど、その売れ行きが好調だという。しかし、大都市の家電量販店の福袋は中国人グループの転売屋による買い占めが横行し、本当に楽しみにしている人が購入できなくなっている。

 新宿のある家電量販店スタッフは「例年、30台限定や50台限定のノートパソコン福袋は夕方近くまで少しは残るんですが、今年は一瞬で売り切れました。そのほとんどを中国人グループが買ってました」と明かす。

 量販店近くの路上には中国人グループがノートパソコンの福袋を50個以上も置き、運ぶ際にかさばらないように袋と箱をポイ捨て。その後、ワゴン車にパソコン本体を積み込んでいった。他の店舗では、中国人グループがロボット掃除機「ルンバ」を30台以上も買い占めて、やはり袋と箱を路上に捨てていた。中国人ジャーナリストは「同じ商品の福袋は1人1袋しか買えないため、中国語のネット掲示板で留学生を集め、1人1万円ほどで並ばせるんです。そして、海外製のノートパソコンは日本国内のネットオークションで転売し、日本製は中国や海外で売りさばくというパターンです。中国で日本のパソコンは日本の定価より3割ほど高く売られている。福袋で安く購入し、定価で売れば儲かるんです」と語る。

 それだけではない。福袋目当ての中国人グループは早朝どころか前夜から並ぶため、店側は整理券や割り込み防止券を配布する。しかし、組織的に行う中国人グループは券をもらうと、それをカラーコピーしてしまう。「偽装券が混在しているため、正規の券を持っているのに買えない人が出る。それで、中国人同士でもめるんです」(同)

 正月の風物詩である福袋でも中国による攻勢がすさまじいことになっている。