反原発デモに〝世界のサカモト〟

2012年07月09日 18時00分

 毎週金曜に首相官邸前で行われている大飯原発再稼働反対デモに、音楽家の坂本龍一氏(60)が現れ、原発再稼働容認派への転向騒動を〝釈明〟した。坂本氏は東日本大震災以後、脱原発を訴え、デモの呼びかけ人やシュプレヒコールの音源提供などを行っていたが、実際に参加することはなかった。官邸前に立った〝世界のサカモト〟は「この間、ニューヨークにいて日本に来られなかったが、大飯原発の抗議はずっと見ていた。体はなかったが、心はずっと同じ思いでいた。やっと官邸前に来られた」と、あいさつした。

 

 一方、坂本氏は5月にインターネット上で「原発が1機、2機、再稼働したとしても――」とコメントしたことで、一部から「原発容認に転向した」と非難を浴びた。このため、「再稼働容認派と思われているらしいが、1~2機ぐらい再稼働されてもへこたらないで、長い戦いなのだからじっくり腹を決めて(活動を)やっていこうという意味です」と説明した。

 

 自身への誤解を解くのがデモ参加の目的だったようだが、俳優山本太郎(37)に続き、大物の登場で今後のデモが活気づきそうだ。