香港で一時拘束された日本人の正体とは? 記者との報道もあったが…

2020年09月04日 11時30分

香港

“中国化”が進み反政府デモが続く香港で、日本人が一時拘束されたと3日、菅義偉官房長官が記者会見で明かし、また日本人がデモの巻き添えか、と衝撃が走った。

 日本政府は人定を進めているというが、現地報道などによると、渦中の男性は4年前から香港で暮らす36歳。香港生まれ、4歳から日本で育ったハーフで、IDやパスポートは香港のものだった。容疑は模造銃の所持。先月31日に逮捕され、9月1日に保釈金を払い、釈放された。

 日本のジャーナリストだと示す記者証を所持していたと報じられたが、地元警察の取り調べで男性は記者だと明かさず。昨年からSNSなどで反政府デモをリポートしていたとの報道もあるが、ツイッター以外のSNSは“鍵垢(非公開アカウント)”で、特定のフォロワーしか閲覧できない。記者の仕事関連の証拠も押収されていない模様だ。

 SNSのプロフィル画像は、モデルガンを構えた自撮り。プロフィルにはAKB48の柏木由紀やマイメロディ(サンリオの人気キャラ)などカワイイものが好きで、使っているカメラの機種とともに「撮影歴2年」と書いている。安否を心配するフォロワーのコメントから察すると、コスプレイヤーでサバイバルゲームが好きな、いわゆるオタク男子。

 インスタグラムに限れば、素人女性モデルを撮影した投稿がほとんどのよう。ツイッターで確認できる最近の反政府的書き込みも、香港警察を「アジア最悪」などとする5月の投稿ぐらいだ。

 男性は来月上旬、警察に出頭命令が出ているというが、日本人ジャーナリストだから狙い撃ちされたというわけではなさそうだ。