吉村洋文府知事が都知事選“殴り込み” 小池氏脅かす存在に?

2020年06月10日 16時25分

吉村洋文大阪府知事

 大阪府の吉村洋文府知事(44)が、なぜか東京都知事選挙(18日告示、7月5日投開票)で“選挙の顔”になるかもしれない。いまだ名乗りを上げていないものの、再選を目指す小池百合子知事(67)を脅かす存在として日本維新の会は期待している。

 新型コロナウイルス対策では小池氏と協力関係にあった吉村氏だが、維新の副代表として都知事選のポスターに顔を出したり、候補者に推薦した小野泰輔前熊本県副知事(46)の応援演説に入る可能性もゼロではない。

「新型コロナ感染拡大で東京アラートが出ていなければ、小野氏の応援に入れます。4月の目黒区長選挙から維新が公認した候補者のポスターに吉村氏の写真がでかでかと使われていました。小野氏にも同様でしょう。来年の都議会選挙に向けて吉村氏の人気をアピールし、東京進出を目指す狙いがあります」(日本維新の関係者)

 都知事選を巡っては国会内でも動きがあった。維新の遠藤敬国対委員長(52)が9日、国民民主党の小沢一郎衆院議員(78)に小野氏への支援を求めたのだ。

「国民民主党は都知事選で小池氏に配慮し、自主投票を決めました。小沢氏は維新側からの支援要請に明確な態度を示していません。れいわ新選組(山本太郎代表)の都知事選への対応を見てから態度を決めるようです」(小沢氏に近い関係者)

 小池氏の支援を決めた自民党内では、維新からの出馬に驚きの声が出ている。

「日本維新の松井一郎代表は、小池氏と街頭演説会をした仲でした。それが袂を分かつとは…。新型コロナ対策で吉村人気は全国に広がっています。日本維新は都知事選で小池氏に勝負を挑めば知名度が上がり、立憲民主党を追い抜いて野党第1党を確実なものにしますよ」(自民党関係者)

 吉村氏を顔役とした維新の選挙戦は、小池氏の圧勝が予想される中で波乱を起こせるか。