営業再開の天王寺動物園 休業中に意外な“よそ者”がいた!

2020年05月27日 16時10分

 癒やしスポットの再開を誰もが喜んでいるが…。新型コロナウイルス禍で臨時休園していた大阪市の天王寺動物園が26日、営業を再開した。

 同園は3月3日から同23日まで休園。一度は再開したが、政府の緊急事態宣言を受け、4月8日から再び休園していた。

 約1か月半ぶりの再開に備え、この日の朝から清掃スタッフがオリの前の手すりなど、人が触れやすい場所を消毒。爬虫類などを展示する屋内施設や、動物とのふれあい広場などは閉鎖を続け、混雑時には入場制限も行う。

 先日、東京都墨田区のすみだ水族館のチンアナゴが、コロナ禍による休館で客足が途絶えた影響か、姿を見せなくなり「人間を忘れたのでは?」と話題になった。海外の水族館の魚が元気を失っているとの話題もあったが、動物たちはどうなのか。

 同園の獣医は、休園中の動物たちの様子について「個体差もあるので一概に言えないが、ライオンなんかは普段にも増してゆったり寝てましたし、ふれあい広場のヤギやヒツジは、お客さんからエサをもらえないんで、僕らが行ったら『(エサを)くれくれ』って感じで寄ってきてましたね。警戒心の強いキリンともコミュニケーション強化できましたけど、劇的に性格が変わった子はいないですね」と明かした。

 むしろ、休園期間中に変化が見られたのは“よそ者”だという。

「もともと野良猫が多くて、休園で昼間から人がいないので、我が物顔で堂々と園内を歩いていました。獣医としては、ネコ科の動物にうつる病気を持ってる可能性もあるので、ウロウロされるのはイヤでしたね」

 孫を連れて来場していた女性は「ステイホームでほとんど出歩けなくて、孫がかわいそうだった。気分転換になるし、うれしい」と再開を喜んだが、野良猫だけはガッカリしているかも…。