放し飼いピットブルに警察官かませ逮捕 自粛下に堂々バーベキュー開催した半グレの札付き素行

2020年05月13日 16時20分

 こんな時に、ちょっとした騒動だ。

 静岡県警下田署などは12日までに、飼い犬が警戒中の警察官の脚にかみつきケガを負わせたとして、重過失傷害の疑いで、飼い主の会社役員・青木保之容疑者(35)を逮捕した。

 青木容疑者は大型連休中の6日昼ごろ、同県東伊豆町の立ち入り禁止の海岸に、知人約30人を集めてバーベキューを開催。同県は新型コロナウイルス感染対策として、外出自粛を呼びかけていた。

 当日は近隣住民から騒音の不快などを訴える通報があり、警察が現場を訪れた。リードをつけず放し飼い状態の飼い犬が、職務質問をしようとした男性巡査部長の左脚の膝の裏をかみ、全治8日間のケガを負わせたという。

 県警などによると、犬種は闘犬で知られる通称「ピットブル」ことアメリカン・ピット・ブル・テリアで、4歳の成犬。米国で改良された闘犬で飼育が難しく、海外では所有禁止とされている国もある。

 青木容疑者は、半グレ集団「三嶋塾」のリーダー格。県警は人員集めの決起集会を開いていたとみている。

 捜査関係者によると同塾は「街宣活動が激しい。押し売りなども行うので、県の迷惑防止条例違反でメンバーが摘発された。路上をバイクで爆走し、暴走族のようなこともしていた」という。

 また青木容疑者は、昨年12月に団体を抜けようとしたメンバーを倉庫に監禁したとして、恐喝・脅迫・監禁の疑いで4月に執行猶予付きの有罪判決を受けていた。

 本人のものとみられるインスタグラムには、当時騒動の渦中にいた犬が、金のネックレスを首輪としてつけた写真が投稿されている。

 ネット上には「半グレなのか全バカなのか、わからない」「執行猶予中じゃないの?」といった声が寄せられている。