欧州選手権で〝予想アルパカ〟登場

2012年06月24日 18時00分

 中国の天津市動物園で飼育されているアルパカの「大胖(ダーパン)」ちゃんが、ウクライナとポーランド共催のサッカー欧州選手権の試合結果を予想し、6戦連続で結果を当て、天才的予知能力を持つ〝神獣〟と、大人気になっている。

 

 サッカーの予想をする動物といえば、2010年のサッカーW杯南アフリカ大会のタコのパウルくんが有名だ。欧州選手権ではブタなどが予想してきたが、1、2戦までしか当てることができなかった。

 

 だが、5歳の雌のアルパカ、ダーパンは17日のチェコ対ポーランド戦のチェコの勝利まで6戦連続で当てた。予想方法は、飼育員が対戦国の国旗をかざした小さなゴールと、2つのゴールの間に引き分けと書かれたプレートの前にそれぞれ同じ餌を置き、ダーパンがどの餌を食べるかというもの。

 

 しかも、試合の展開まで予想。飼育員の王東浩さんは「例えばイングランド対フランスの試合では、ダーパンちゃんはまずイングランドのゴール前で一旦止まったが、その後フランスのゴール前に行った。しかし、最後はやはり真ん中(引き分け)の餌を選んだんだ。すると、その試合は、イングランドの先制後にフランスが追いつくという引き分けゲームだったんだ」と語る。

 

 予想が的中するごとに動物園の来場者もうなぎ上りに。しかし、予想7戦目(北京時間18日)のポルトガル対オランダは残念ながら外してしまった。

 

「うちは飼育動物に芸など仕込まず、自然のままの姿を見せる。だが、ダーパンちゃんには予想という不自然な行為をさせた。このため、疲労が蓄積し、7戦目は予想する気分ではなかった。今後は体調を整え、ヤル気が出たらまた予想を再開する」と前出の王さん。

 

〝神獣〟ダーパンの予想は復活するのか、世界中が注目している。