ナゼこの時期に!?武漢で反日展示会 地元関係者もあきれるお粗末な中身

2020年05月09日 16時00分

 新型コロナウイルスの震源地・中国湖北省武漢市で、先日“反日展示会”が開催された。中国でコロナ禍は終息するも、いまだ外出規制が続く中、いったい何の目的で?

 今月1日から3日間、市内のビルの一室で開かれたのは「抗日戦争 ANTI-JAPANESE WAR」と題した入場無料イベント。「抗日戦争勝利研究会」なる団体の主催で、これが初開催だった。準備を手伝った地元関係者が明かす。

「正直お粗末で、日中戦争の資料写真をパネルにして展示しただけ。その解説もいかに日本がひどいことをし、抵抗した中国が勇敢だったかが書かれていた。中国人の私から見ても客観的なものとは思えない。コロナ問題で武漢は悪名高くなってしまったから、反日展示で武漢市民の留飲を少しでも下げ、元気づけるためだったのでは」

 その証拠に、中国や韓国の反日イベントでありがちな、残虐シーンを見せ、日本への憎悪をあおるような展示はナシ。

「“いかに中国が日本より優れているか自慢”がほとんどだった」(同)

 武漢は1月23日にロックダウン(都市封鎖)となり、新規感染者がいなくなったとされる4月8日に解除された。ただ、反日の催しを当局がこんな時期に許したことには、関係者もこう首をひねる。

「まだ外出は健康証明書があり、スマホで許可コードが表示された人しか許されていない。飲食店は開いているが、人通りは多くないし、遊園地や映画館なども閉まったまま。一部の主要道路しか車も通行できないし、基本的に人が集まる場所はまだない。だから展示会がなぜ許可されたか不思議」

 ネットでの事前宣伝も見られなかったというが「来場者は3日間で100~200人だった」(同)という。