大阪・ダイラクドラッグ社長が明かすマスクが「流通し始めた要因」

2020年05月07日 16時00分

 マスクが大阪の街中でも次第に販売されるようになってきた。

 大阪・ミナミでドラッグストア6店舗を展開する「ダイラクドラッグ」にも、さまざまな種類のマスクが大量に並んでいる。

 同店を運営する創楽株式会社の王長楽代表取締役社長は「中国でもマスク製造の新規参入者が増えており、品質の問題が取りざたされていますが、しっかり厳選したメーカーのものを仕入れています。粗悪品が交ざっていれば、返品・交換させてもらってます」と胸を張る。

 世界中でマスク不足となり、不織布の原材料費が一時30倍にもなったが「大阪が困っている。早く終息してほしい思いもあって、一度仕入れてみたらすぐに完売になった。会社やクリニックの方からも問い合わせがあったので、また仕入れたんです」と個人的なパイプを駆使し、コンテナ5つ分のマスクを仕入れたという。

 このところ、マスクは市中でも流通し始めているが、その要因については「中国での需要が減ってきたのと輸出制限の緩和、あとは新規参入メーカーが稼働しだしたからでしょう」と指摘。価格についてもコロナ以前の水準になるかはともかく、今後しばらくは下落するとみている。

「仕入れのタイミングで値段は多少、上下する。今も原材料は高い状態なので、仕入れ値に販売員や店舗の運営など適正な利益を乗せた値段になっています」と説明。4月には「社会貢献できればとの思いです」と大阪府・市にマスク4万枚を寄付している。

 店舗ではマスク以外にも消毒液や除菌スプレー、フェースガードなどコロナ対策関連グッズを揃える。王氏は「困っている人に役立つものを届けて、コロナが終息する手助けにしたい。そして、またインバウンドに来店してもらいたい」と訴えた。