給食中止で影響甚大な牛乳消費量 免疫力高めるヨーグルト救世主に

2020年04月25日 16時00分

 新型コロナウイルスの感染拡大で、全国の小中高校が長期臨時休校して給食中止の上、緊急事態宣言で飲食店も臨時休業している。牛乳の莫大な余剰が懸念されている。

 そのため、農林水産省は公式ユーチューブチャンネルで、同省牛乳乳製品課の職員が牛のコスプレをして牛乳消費を呼びかけた。乳牛は毎日搾乳しなければ、病気になってしまうが、消費されなければ、生乳を捨てたり、牛の数を減らさなければいけなくなるからだ。酪農家が廃業することにもなりかねない。

 しかし、希望が出てきた。大手乳業メーカー営業担当者は「学校が休みになったことで、家で子供たちに飲ませようとスーパーやコンビニで牛乳の売り上げは伸びてます。それにヨーグルトはコロナ予防に良いという説もあって、異常な売り上げを記録してますよ」と話す。

 実際、新型コロナの脅威に対し「免疫力を高める」として、スーパーなどでヨーグルトが売れていると報じられている。

 医療ジャーナリストは「予防医学の専門家は『腸内環境によって免疫力が上がる可能性はあるが、直接的に関係があるとは言えない』と否定しているんです。にもかかわらずヨーグルトが売り上げを伸ばしているんです。ウイルス防止の手段がないから、不安を解消するために買い求めているのではないかと言われているんです」と指摘する。

 また、乳製造業関係者は「乳酸菌1073R-1株はカゼ罹患リスクを低減。さらに継続的な摂取がインフルエンザワクチンの効果を高める可能性があることが、人を対象とした研究で確認されているんです」と明かす。

 牛乳、ヨーグルトが健康に良い食材であることは間違いない。新型コロナの不安というストレスを打ち消し、心の免疫力アップにもなりそうだ。