「スーパーは3日に1回」小池都知事発言に荻原博子氏「さすが」三浦瑠麗氏は“想像力”欠如

2020年04月24日 16時00分

三浦瑠麗氏

 早くも賛否両論! 東京都の小池百合子知事は23日、臨時に記者会見し、新型コロナウイルス特別措置法の緊急事態宣言後に問題化しているスーパーマーケットにおける密集状態の解消策として、買い物を3日に1回程度とするよう都民に求めた。商店街が一体となり自主休業に取り組んだ場合の奨励金交付も表明。感染者数の最も多い都内での身近な「3密(密集、密接、密閉)」回避につながるかどうか注目される。

 小池氏は「スーパーの業界団体と連携して取り組む」と強調。具体例として(1)混雑しない時間帯の情報発信(2)買い物かごの数の制限(3)高齢者や障害者、妊婦らの専用時間帯設定(4)曜日や時間帯による特売やポイントアップキャンペーンの中止(5)品出し時間を工夫して開店時の行列回避――などを挙げた。

 この小池知事の要請には、賛否両論の意見が出ている。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏は「『さすが』と感じた。小池知事の提案はいつも細かいところまで行き届いており、安倍晋三首相にはない視点だ」と絶賛。

「スーパーに行くのは3日に1回程度にしてほしいなど、具体的な指示をしてもらう方が守りやすいのではないか。高齢者や障害者、妊婦などが買い物する専用の時間を設定することもとても有効だと思う」

 一方、反対するのは国際政治学者の三浦瑠麗氏で「強制することが目的化しているように感じる。日本社会はこれまで危機に直面した時、現場の工夫で乗り越えてきた。知事は今回、混雑緩和策として3日に1回の買い物などを示したが、首長がわざわざ言うようなことなのか」と疑問を呈した。

 さらに「3月後半に知事がロックダウン(都市封鎖)を口にし、スーパーなどで買いだめが起きた。知事の権限は大きく、発言によって経済活動が立ちゆかなくなったり、生活が損なわれたりする人もいる。知事はそういう想像力が欠けているのではないか」とも話した。