マックにいられない…出会いカフェに集う女性たちの実態

2020年04月21日 16時25分

 出会いカフェで女性客が“安売り”!? 日本マクドナルドは、20日から東京や大阪など緊急事態宣言で特定警戒都道府県に指定された13都道府県の全店舗で、店内客席の利用を中止とした。5月6日までの予定で、対象店舗は約1910店舗だ。こうなると心配なのは行く場所がない“マック難民”だ。特に若い女性は「出会いカフェ」に流れ、閉店間際にはタイムセールを始めるという。

 コロナをめぐってはインターネットカフェが休業要請対象になったときに、東京だけで約4000人もの“ネカフェ難民”が出たとされている。マックにも24時間営業の店舗で過ごす“マック難民”がいる。すでに夜の客席利用を中止にしていた店舗はあったが、より広い範囲に拡大されたことの影響は大きい。

 繁華街を中心に貧困問題の調査を行う40代男性は、緊急事態宣言以降に出会いカフェを訪れて驚いたという。「男性客は全然いないけど、女性の数は多かったんですよ。比率でいうと1対10くらい。行くところがないんでしょうね。マックの店内利用がダメとなれば、さらに出会いカフェに来る女性は増えるでしょう」と指摘した。

 出会いカフェとは男性客がマジックミラー越しに女性客を選んで、気に入った女性がいれば2人で話し、合意すれば外出するというもの。外で何をするかは2人次第だ。

 コロナの影響を受けて休業しているところもあれば、営業時間を短くして対応している店もある。店舗によるが午後11時か午前0時には閉店する。閉店間際になると“安売り”が始まるという。

「どこか寝泊まりするところを用意する代わりにエッチなことを、という話になるんですね。通常なら2万から3万円を女性から提示されて1万5000円に値切れるかというところですが、私の友人によると8000円から1万円で交渉成立したといいます。投げ売りですよ」(前出の男性)

 深夜営業している飲食店などほとんどないため、女性たちは少しでもマシな寝床のために相場を下げているのかもしれない。一方でコロナ感染を怖がる男性は来ないが、その恐怖を感じない一部の男性が安売り狙いでやってきているようだ。

 問題はコロナだ。利用者の誰かが感染していたらクラスターになってしまいかねない。

「マジックミラー越しで見てるとちゃんとマスクしてますよ。休憩ついでに来るようなコはぐったりしてますが、ひどい咳をしてたのはいませんね。まあ感染者がいたらあっという間に広がりそうではありますけど」(前同)

 当然のことながら緊急事態宣言下での不要不急の外出はやめた方がいい。濃厚接触も避けるべきだ。だからこそ行き場に困る人たちへの公的サポートが求められているのだろう。