「小さ過ぎる」批判殺到アベノマスク“待望”の配布開始!その有効な使い道

2020年04月18日 16時00分

送られてきたアベノマスク

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために安倍晋三首相が肝いりで配布を指示した布マスク=通称アベノマスクの配達が17日始まった。「小さ過ぎる」「いらない」と非難ごうごうだが、意外な使い道もあるようで…。

 マスクは布製で、全世帯に2枚ずつ配布され、総額466億円もの経費がかかる。今月1日に突如発表されたため「エープリルフール?」と皮肉られたが、この日、1日当たりで過去最多の201人もの感染者が出た都内から配布された。

 手にした人たちの感想は一様に小さいというもの。「子供や女性用では」「少し話すとずれてしまう」「顔の大きさがバレる」。厚労省では「大人用で口と鼻を覆うために十分な大きさ」と説明しているが、やはり市販品と比べてもひと回り小さいのは否めない。

 転売が禁止されているため、オークションサイトやフリマアプリで出品もできない。抗議の意味も兼ねているのか、ポストに張り付ける「アベノマスク受け取り拒否シール」を販売している人や、ホームレス支援団体に寄付しようとの呼びかけも行われている。

 マスクへの批判が渦巻くなか、フジテレビの佐野瑞樹アナウンサーが称賛される動きもあった。「めざましテレビ」で「疑問の声もありますが、感染拡大防止を願って作ってくださった方がいる。感謝の気持ちをもって使うことも大事」と話し、多くの共感を集めた。

「ちょっと出掛ける時に気軽に使える」「マスク二重にした時のインナーマスクに使える」「解体すると品不足のガーゼ10枚分に変わる」となんとか使い道を見いだそうと多くの提案も生まれている。

 安倍首相は17日の会見で「マスク需要の抑制につながる」と効果を強調したが“天敵”である朝日新聞記者から「布マスクへの批判がある」と質問されるや「御社のネットでも布マスクを3300円(2枚)で販売していた」と反撃することも忘れていなかった。