東京・中野の病院で87人が院内感染 ネットではさらなるクラスター“予言”も

2020年04月13日 16時00分

 巨大クラスターの発生だ! 東京都によると、12日に都内で新たに新型コロナウイルスに感染したと判明したのは166人で、そのうち87人が中野区の中野江古田病院の入院患者や医師だった。8日の144人から9日の178人、10日の189人、11日の197人と増え続けていたのに比べ、一日の感染者数は減少したが、まったく安心できる状況にない。

 同病院の感染者は今月上旬に確認されたのと合わせて計92人になった。かなり大規模なクラスターだが、同病院に関してはネットでリークがあったと騒がれている。12日午前1時半ごろ、ネット掲示板に同病院の名前を挙げて、「永寿を超える恐れも指摘されてる。(中略)現在、入院患者と職員の検査を順次進めている段階だが、既に50人以上の感染を確認」との書き込みがあったのだ。

 真偽不明の情報も交じってはいるが、同病院から感染者が多発しているという報道の前にこの書き込みがあったわけで、何らかの事情を知った人物によるものと推察される。

 書き込みにあった「永寿」とは台東区の永寿総合病院のこと。院内感染が広がり、医師や患者など160人以上の感染者が発生していた。中野江古田病院は、現時点でそれに次ぐ規模だ。

 ただ、東京都全体をみれば、12日の感染者数は166人と前日より減っている。都内の感染は縮小傾向にあるのか? 都政関係者は「中野江古田病院の検査が優先されたため全体では減ったように見えているだけでしょう」と指摘。つまり、依然厳しい状況のままだという認識でいた方がいいというわけだ。

 さらに同じネット掲示板では「第2の中野江古田でそう」とさらなるクラスターの出現が予言されている。まだまだ気を緩める時ではない。