移動制限に抵抗したら即射殺!?ドゥテルテ大統領が抗議集会にぶちギレ

2020年04月04日 16時00分

 新型コロナウイルスより“この人”の方が怖い!? すでにロックダウン(都市封鎖)しているフィリピンでは「移動制限に抵抗したら射殺する」という超強硬措置が取られると話題になっている。

 これはドゥテルテ大統領(75)が1日、国民に向けたテレビ演説で表明したもの。同国もコロナ対応に手を焼いており、3日の時点で感染者は3018人、死者は136人に上った。すでに先月15日からマニラ首都圏では都市が封鎖され、人の移動が厳しく制限されているが、貧困対策が十分でないことから抗議活動が頻発。これに激怒したドゥテルテ大統領が「警察と国軍に抵抗して危険を感じた場合は、射殺するよう命じている」と発言したのだ。

 現地関係者は「フィリピンも、感染者数が増加の一途なので国民の間でも、ロックダウンはやむを得ないと思われています。ただ、生活困窮者らが食料援助などを求める抗議集会を行ったんですよ。でも、それでは感染が広がってしまうので、ドゥテルテ大統領はぶちギレたというわけです」と言う。

 同大統領といえば、ダバオ市長時代から超強権的政策で知られる。特に麻薬密売人には容赦なし。警察に「八つ裂きにしろ!」と命じ、殺すこともいとわなかったのは有名な話だ。

「麻薬捜査による死者が5000人に上るといわれていますが、実際の数はわかっていません。ただ、それだけフィリピンの麻薬汚染はすさまじかったので、国民からは支持されています。今年1月の現地調査会社の調べでも支持率は8割。今回のコロナ対応で多少下がったかもしれませんが、政権基盤は揺るがないでしょう」(同)

 ドゥテルテ大統領なら本当に射殺しかねないだけに、フィリピン国民は従わざるを得ないかもしれない。