英国首相コロナ感染告白にエール チャールズ皇太子には怒りの声のワケ

2020年03月28日 16時00分

ジョンソン英首相(ロイター)

 英国のボリス・ジョンソン首相(55)が27日、ツイッターで新型コロナウイルスに感染したと発表した。主要国の国家元首では初の罹患者。ハンコック保健・社会福祉相(41)も感染を明かした。

 同首相は「過去24時間以内に軽度の症状が出て、検査の結果、コロナウイルス陽性と判明しました」と告白。その上で「私は自主隔離していますが、このウイルスと闘うため、テレビ会議を通じて政府の対応をリードし続けます」と述べた。

 ジョンソン首相は1日に24歳下のキャリー・シモンズさん(31)との婚約を発表したばかり。シモンズさんは初夏に出産予定だが、感染しているか否かは明らかにしていない。英国民からは新型コロナに感染しながらも政務を続ける同首相に多くのエールが寄せられている。

 他方で批判にさらされているのが、チャールズ皇太子(71)だ。24日に検査を受け、陽性と判明。現在はカミラ夫人とスコットランドのバルモラル城で自主隔離中だ。夫人に新型コロナの症状などは出ていないという。

 チャールズ皇太子の症状も軽く、健康状態は良好というが、英国では原則70歳以上の人たちは自宅待機が命じられている。

 またスコットランドの公的医療機関のホームページでは「入院を必要とする深刻な症状である場合のみ、検査を行う」と記載されている。

 スコットランドのジョージ・キレヴァン元下院議員はツイッターで「この男は、ウイルスの蔓延を避けるため『自宅待機をするように』という命令に背いて、スコットランドの別荘に行った。それで感染が確認され、ほかの人に感染させた。独立してスコットランド共和国になったら、この傲慢な愚か者に税金を払ってもらえ!」と怒りの声を上げている。「コロナ禍が広がる欧州では、一部の特権階級のVIP待遇に批判の声が高まっています」とは海外コーディネーター。国民のフラストレーションは募る一方だ。

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