コロナで対面面接減り就活生にも影響…なりすまし受験も?

2020年03月23日 16時20分

 新型コロナウイルスは、就職活動にも大きな影響を及ぼしている。

 今年の新卒採用試験では、面接が延期になったり、スカイプなどを使って行うウェブ面接に変更されたりと新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ処置が取られている。

 現在、就活を行っている男子大学生は「採用試験では、対面での面接が減っていて、ウェブ面接が多くなっている」と語る。筆記試験でも、会社で試験を受けるのではなく、ウェブテストに変更した企業もある。

 ただ、ウェブテストは実際に会場に行かなくてもいいため、本人以外の人物がテストを受けてもバレないという欠点がある。関係者は「同じようなことを考えて、テストが得意な他の人に受験させる就活生は多くなるはず。その分、合格ラインも高くなるので、厳しい就活になるのでは」と指摘する。

 就職や転職などの情報提供を行う大手人材広告企業のマイナビは31日まで開催予定の合同企業説明会を中止すると発表。さらに、就職ポータルサイトのリクナビも同様の決定をした。

 就活生にとって、会社説明会は企業や職業選択の際に判断する材料となるため、ダメージは大きい。

 ウェブでの説明会を行っている企業もあるが、別の現在就職活動中の男子学生は「私も面接が延期になっています。ウェブ説明会などは移動の手間が省けたり、交通費がかからないのはいい点ですが、採用担当者に直接会うことができない点は、ちょっと不安に感じています」と明かす。

 異例の事態に困惑する就活生。急な変更にも臨機応変に対応していく能力が求められている。