新型コロナ自粛ムード 隠れた被害者は“おひとり様”だった?

2020年03月04日 16時15分

 新型コロナの感染拡大で、国内はどこも自粛ムード。マスクや消毒液は品薄で、デマに惑わされた人々は、トイレットペーパーや米を求めて長蛇の列を作っている。

 ネット上では、JR山手線の車内で女性が咳をしただけで口論になる動画が拡散。国中がイライラ、ピリピリムードに包まれている。

「子供がいる家庭は、特にストレスがたまっている。政府が全国の小中学校や高校に休校を要請したため、仕事を休まざるを得ない親が続出。働き方のバランスがおかしくなったことで、家庭不和も起きている」とは40代の共働き夫婦だ。政府は休校要請に伴う金銭的な損害は補填するとしているが、この夫婦に言わせれば「お金だけの問題ではない!」。

 さらに割を食っているのが、世の独身男女だという。メガバンク勤務の30代独身女性は「子持ちの先輩社員が、休校要請のせいで休むことになった。おかげで仕事量は倍増。政府は独身者のことは頭にない。仕事が増えた分の助成金も出してほしいですよ!」と憤る。

 コロナ禍とは無縁の生活を送り、孤独を味わう“おひとり様”もいる。メンテナンス会社に勤める40代独身男性の話。

「休日に遊んでくれる人がいなくなった。だから最近はキャバクラに入り浸り。独り身だからコロナに感染して死んでも誰にも迷惑かけない。最近、やることがなくてジョギングを始めたが、1人で走っていたら急にむなしくなった」

 男性はスーパーで米やレトルト食品が品切れになっているのを見ても、それがコロナ禍の影響とは気付かなかったという。

 パニックに陥るのを見て、歓喜する者もいる。格差社会に絶望するごく少数の人は、ネット上で「このまま日本、滅びろ」とアオっている者まで出現。まさにカオスだ。