休校やイベント自粛は逆効果?公園がホットスポット化の危険

2020年03月02日 16時10分

SL乗り場には長蛇の列

 逆効果だ! 日本政府の自粛要請が裏目に出ている。政府は先週、コンサートなど大勢の人が集まるイベントの開催自粛を要請。全国の小中高校には2日からの臨時休校を呼びかけた。

 すべてはウイルスの封じ込めが狙い。とりわけ、子供たちの健康を守ることに特化した措置と言えるが、当初から危惧されている通り、活発な子供たちを家に閉じ込めておくことなど、できるはずもない。

 2日から要請通り高校が休校になるという17歳の女子生徒は「期末テストがなくなってラッキー。親は仕事で家にいないし、やりたい放題。友達とは渋谷やお台場に行こうと連絡を取り合ってます」とキッパリ。

 平日の日中から街に繰り出す若者の数が増えることは間違いない。怪しい犯罪に巻き込まれなければいいが…。

 小さい子を持つ親も自粛要請に反発する。3歳の子を持つ30代男性は「ディズニーランドも休園だし、地域の催し物も中止。そうなると、遊びに行くところは限られてくる」。

 なかでも“人口密度”が急上昇したのは公園だ。本紙記者が向かった東京・世田谷公園のSL乗り場は親子連れの長蛇の列。同男性は「普段の1・5倍以上の人の数。どこの家庭もみんな同じことを考えているんだと思った。マスクが品薄なこともあって、(マスクを)していない家族も多かった。妻とは『こっちの方がよっぽど“濃厚接触”のリスクが高い』と話していた」と語る。

 政府の場当たり的なコロナ対策にストレスを感じる人も多い。40代の既婚男性の鬼気迫る証言。

「妻のイライラがヤバイ。安倍首相や中国の文句ばかり言っている。それで済めばいいが、火の粉はこっちにも飛んでくる。食後に一服していただけでブチ切れられた」

 繁華街の活気は失われ、家庭はギスギス。ろくなことにならない。