TDRは東日本大震災以来、USJも…全国でテーマパーク休園やむなし

2020年02月29日 16時00分

“夢と魔法の国”をもってしても打つ手なし。「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは28日、感染拡大防止のため29日から3月15日まで臨時休園すると発表。グループ会社が運営するホテルやモノレールは営業を続ける。

 両パークが長期休園に入るのは、2011年の東日本大震災直後の3~4月以来。3月16日の営業再開を予定しているが、関係する行政機関と協議したうえで、改めて決定する。

“西”の一大テーマパーク、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市)も、29日から3月15日までの臨時休園を発表した。台風の接近で休園した例はあるが、期間は2日連続が最長。16日連続となると、01年3月の開業以来初となる。

 休園中に期限が切れたり、入園日が指定されているチケットについて、オリエンタルランドは返金または3月31日まで使用可能なチケットへの交換で対応。USJは返金対応を行う。一方、年間パスについては、ともに3月13日をメドに別途案内すると足並みを揃えた。東日本大震災の際、オリエンタルランドは年間パスについて期間延長で対応した。今回もそうなる可能性が高い。

 テーマパークの休園発表は、ほかでも相次いだ。同様の日程で休園するのは、「レゴランド・ジャパン」(名古屋市)、「よみうりランド」(東京都稲城市)、「としまえん」(同練馬区)、「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)など。長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」も同様だ。「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)は29日から3月18日まで休園する。

 安倍晋三首相が前日、臨時休校を要請した際には「学校を休みにしても、テーマパークに遊びに行ってたら元も子もない」などといった声も上がっていただけに、テーマパーク側の判断も致し方ないところ。テーマパークファンは「残念だけど仕方ない。別になくなってしまうわけじゃないし、期間延長にも応じてくれるらしいから、改めて行きたい」と話している。