ダメ男をポイ捨てする「男捨離」がブームに?

2013年08月21日 16時05分

 2010年の流行語にもなった「断捨離」。不用なモノの数を減らし、生活や人生に調和をもたらす生活術で、やましたひでこ氏(59)の本から火がついた。断は入ってくるいらないものを断つ。捨は家にあるいらないものを捨てる。離はモノへの執着から離れるという、ヨガで使われる言葉だ。
「もったいない」の観念に取りつかれて凝り固まった心を解きほぐすという意味もあり、生活の中でいらないものを捨てるという整理整頓、片付け術だけではなく、仕事のやり方や人間関係にも使われている。

 これが時を経て、恋愛にも使われ始め、何と字が変化して「男捨離」に発展。ダメ男を捨てる「男捨離のすすめ」(村上ジュンコ、集英社クリエイティブ)というマンガが評判だ。これは若い男性だけの問題ではない。

「20歳も歳の離れた上司と不倫を続けていた。彼は『離婚して結婚する』と言ってたが、それは言葉だけでした。それがはっきり分かったとき、男捨離をしようと決意しました」

 26歳のOLは、年齢差のある恋愛を最初は楽しんでいた。だが、男の方は金のかからない不倫の感覚だった。それでもなかなか別れられなかったという。「ある日、彼が仲間と飲んでいる場面を見てしまった。そこで彼は年齢差のある恋愛を、男の甲斐性とかアクセサリー的にしか考えていないのがよく分かった」(OL)。そして「オヤジを切り捨てる踏ん切り」がついた。

 かつてはダメ男と分かっていても別れられない女性「だめんず好き」も多かったが、真逆の「いらないものは捨てましょう」という男捨離理論。ダメ男、ダメオヤジがバサバサと切り捨てられる時代が到来し、男としては何とか捨てられないように考えねばならない。