国会紛糾!永田町にも新型コロナウイルス上陸危機

2020年02月18日 16時10分

 新型コロナウイルスの猛威が「永田町にも上陸するのではないか」と不安の声が上がり始めている。

 共同通信社は17日までに内閣記者会加盟各社に「新型肺炎で御報告」という文書を発表した。それによると東京都が16日に発表した新型コロナウイルス感染者の一人、ハイヤー運転手の60代男性は1月末から2月初めにかけて4日間、共同通信社の仕事をしていたという。

 共同通信社は同運転手のハイヤーに乗車した職員10人について17日から自宅待機させ、管轄の保健所に相談している。同ハイヤーに乗車した職員の過半数は、乗車から2週間を経過し、その他の職員を含め全員、発熱などの症状は出ていないという。共同通信社は報道機関として政府、自治体の対策会議や医療関係者を取材する立場で発表に至った。

 政府関係者は「60代のハイヤー運転手は感染者との接点が分かっていません。同運転手は、共同通信社官邸クラブ記者を乗せて取材先を回っていたと言われています。共同通信社の発表は評価されていますが、感染者が出ないかと心配の声が出ています」と話す。

 永田町では安倍晋三首相が17日の衆院予算委員会の集中審議で、12日の予算委で立憲民主党の辻元清美氏の質問直後に「意味のない質問だ」とやじを飛ばした問題に関し「辻元氏に対し、質疑終了後、不規則な発言をしたことをおわびする」と謝罪した。「今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、首相として身を処していく」とも強調した。連日、国会についての話題は尽きない。野党関係者は「国会内は国会議員や各省庁役人などが、記者たちと接触します。衆院予算委員会室は人の出入りが激しい。共同通信記者らが感染していないことを祈るが、もしもの事があれば、大変な事態になります」と語る。