煮干し系で世界展開「ラーメン凪」豚骨店を国内オープンの勝算は

2020年01月31日 16時00分

オーソドックスな「豚王」

 日本一の煮干しを追求した“ニボイ!”ラーメンとして煮干しラーメンを販売する「ラーメン凪(なぎ)」を展開している㈱凪スピリッツが東京・神田に「ラーメン凪 BUTAO」神田店を2月2日にオープンさせる。

 ラーメン凪は新宿ゴールデン街の一軒からスタートし、今ではシンガポールやフィリピン、米国など、世界6か国で35店舗展開している。

 同店では、これまでの煮干しラーメンではなく、豚骨スープをベースにしたラーメン「豚王」を販売する。もともとラーメン凪の海外店舗で販売されていた商品だ。神田店が国内初の旗艦店となる。

 凪スピリッツの生田悟志代表取締役は「香港で煮干しラーメンと豚骨ラーメンを提供した際、現地では豚骨ラーメンの方が好評で煮干しラーメンは魚臭いとか、魚だしのスープはあまり食べないといった反応があった。現地に支持されるのは豚骨ラーメンと分かり『ラーメン凪香港店BUTAO』という名前でスタートさせた」と話す。

 神田店ではオーソドックスな豚骨ラーメン「豚王」のほかに、焦がしニンニクのマー油ベースで黒ゴマとイカ墨の深いコクの「黒王」と、自家製のラー油ベースで香味野菜の甘みとうま味の「赤王」、バジル×オリーブオイルの香味油ベースでマイルドなうま味の「翠王」の4種類を販売する。

 来店客はオーダー用紙で好みのスープや麺の硬さ、ニンニクの量、味の濃さ、油の量、唐辛子ベースのタレの量を選ぶシステム。

 その先行試食会が30日に行われた。「豚王」はシンプルでサラサラとした豚骨スープに細いストレート麺がよく絡み、食べやすい感じ。ラーメン凪といえば、煮干しラーメンのチェーンとして一世を風靡しているが、ライバルチェーンの多い豚骨でもイケるのか、注目だ。