「米国版忠犬ハチ公」現る

2012年06月14日 18時00分

 米国中東部ミズーリ州で、飼い主に〝置いてきぼり〟にされたとは知らずに、2日間もご主人さまを待ち続けた幼い犬が話題になっている。さながら忠犬ハチ公の米国版。地元紙「ハンニバル・クーリエ・ポスト」が報じている。

 

 報道によると、この犬は生後9か月のヨークシャー犬「ランボー」。南部アーカンソー州のトラック運転手マイケル・シュー氏の愛犬であるランボーの孤独体験は、遠く離れた北部ノースダコタ州へ車を運ぶご主人さまにお供したことから始まった。

 

 移動途中の6月1日、ハンニバルの休憩エリアでシュー氏がトラックを止めると、ランボーは車の後部から飛び降りた。シュー氏は、愛犬が後部で寝ているものと思い込み、ひと休みして出発。

 

 その不在に気づいたのは、ハンニバルから北へ270キロ走ったアイオワ州シーダーラピッズだった。

 

 まさかの事態に動転したシュー氏だが、仕事を犠牲にして愛犬捜しをすることもできない。当局に捜索を求める電話をかけまくるうちに、ハンニバルで置き去りにしたと悟った。この間、ランボーは置き去りにされた休憩エリアでシュー氏が現れるのを待ち続けて動かず、ハンニバルの動物管理担当者によって3日に保護された。

 

 仕事を終えたシュー氏は5日に愛犬と対面。離れ離れになった4日間がよほど寂しかったのか、ランボーはシュー氏の肩に飛びつき、首にキスしてうれしさを示した。