松屋で定番カレーが販売終了へ 食い納め客殺到し売り切れも

2019年11月29日 16時00分

店頭から消えるオリジナルカレー

 松屋のカレーファンには朗報なのか、それとも悲報となるのか。牛丼チェーン「松屋」は現行の定番商品「オリジナルカレー」の販売を終了、12月3日から「創業ビーフカレー」の販売を発表した。だが、消えゆくオリジナルカレーを惜しむ客が次々とやって来て、注文が殺到する事態になっている。

 松屋ファンの間で、ちょっとしたパニックになったのは27日夜。同店の公式ツイッターで「【大切なお知らせ 大事件】松屋から『オリジナルカレー』が消え!?来週日曜日から松屋の『オリジナルカレー』順次全店終売となります」と発表したことだ。

 牛丼店ながら松屋のカレーは独特の味わいで異彩を放ち、根強いファンが多い。すぐにネット上でカレー終了の情報は拡散されて「カレー食い納めしてきた」「早速行ってきたけどもう売り切れ。どれだけ人気なんだ」などとショックが広がった。

 ただ松屋の店頭から“カレー”が消えるワケではなかった。28日には12月3日から創業ビーフカレーの販売が発表された。松屋広報は「創業ビーフカレーは、松屋が1966年に創業した際の味を再現したもの。牛肉がトロトロになるまで煮込まれていて、うまみが感じられる。オリジナルカレーとは別のモノ」と説明する。

 なぜ固定ファンも多い定番カレーをリニューアルするのか。

「創業ビーフカレーは今年6月に1か月限定で販売したところ、復活の声が多く、お客様に付加価値が高いと判断しました」(広報)

 従来のオリジナルカレー同様、みそ汁とのセットが基本だ。

 創業ビーフカレーは従来より100円値段が上がるが、「創業カレーはよりおいしいですし、良かったと言ってもらえる付加価値があると思う。自信作です」(広報)。

 それでも創業ビーフカレーに疑心暗鬼の松屋ファンの間では、早くもオリジナルカレーの復活署名運動が呼び掛けられる騒ぎになっている。

 ちなみにオリジナルカレーは店頭から消えるものの、冷凍パックでの通信販売は今後も続ける。たかがカレー、されどカレー…だ。