台風直撃の首都圏は風俗も閑古鳥 新宿の老舗サウナ独り勝ちのワケ

2019年10月13日 16時00分

 首都圏を襲った台風19号で、鉄道は12日午後、一部地下鉄を除いて、計画運休で軒並みストップした。風俗店は3連休初日で書き入れ時だったが、客やキャストの移動手段がなく、臨時休業に追い込まれた店も多かった。

「風俗店のオーナーやスカウトからジャンジャン電話がきて、どこもヒマだって言ってた。池袋の店のやつからは『女の子にチップだけあげてくれればお金はいらないんで、遊びに来てくださいよ』と頼まれた。こんな日でも出勤してる子はいて、稼がせないと辞めちゃうからね」とは業界関係者。

 そんな中、新宿で大型ディスカウントストア「ドン・キホーテ」と並び、にぎわう24時間営業スポットが。ビルまるごとハッテンバ(男同士の出会いの場)になっている老舗ゲイサウナチェーンは、12日も通常営業した。

 早朝から夜まで滞在した40代の常連客は「普段よりは少ないけど、そこそこ人いたよ。ざっと40~50人かな。ボクのお目当ては、ラグビーW杯絡みとかの外国人観光客。昼過ぎ段階は少なかったけど、夕方になったらイケメン外国人も来て、2人組に襲われた(笑い)。天国!」

 一方、新宿や上野周辺の店舗型ハッテンバは、軒並み臨時休業した。某有名店は午後から強行オープンしたが、夕方までに来た客は十数人。やむなく午後7時で閉店した。また某店が臨時休業を決めた理由はネット上にあったツイートだ。強風にあおられ配達員がバイクごと転倒する衝撃動画とともに大手ピザチェーン配達員が「台風の日の注文はやめてくれ」と訴えた。

「あのツイートがバズってて、『娯楽施設が閉じるの当然でしょ』みたいなコメントも見ました。ホントは今回ウチも営業しようと思ったんですが、世間が『何でこんなとき無理やり店を開けて(スタッフやお客を)危険にさらすの?』的な雰囲気じゃないですか。だったら安全面のことを考えて休業したほうが、世間体もいいかなって思ったんです」(関係者)

 老舗サウナがこの日“独り勝ち”だったのには、こうした今どきな裏事情もあるようだ。