菊地容疑者の〝内縁夫〟奇妙な素顔

2012年06月09日 12時00分

 逮捕された菊地直子容疑者(40)を「特別手配中の元オウム真理教幹部」と知りつつプロポーズし指輪を贈り、ウエディング写真まで撮影、6年間一緒に暮らしていた高橋寛人容疑者(41=犯人蔵匿の疑いで逮捕)とはどんな男なのか?

 神奈川・相模原市の古ぼけた民家に2年間、それまでは東京・町田市のアパートに4年間、合計6年間〝同棲〟していたとされている。

 近所の住民は「アパートに住む人たちと飲みに行ったり、近所の八百屋さんに行ったり、少し遠くのパン屋まで足を伸ばしたり…」と話す。菊地容疑者は、高橋寛人容疑者が経営する内装会社「平六工房」でペンキ塗りや雑草取りを手伝うなど、事実上の結婚生活を楽しんでいたようで、次第に警戒心を緩めていったさまがうかがえる。

 だが、高橋寛人容疑者について、気になる証言が飛び出した。

「内装をお願いしたら仕上がりも予算もメチャクチャだった。素人の千鶴子さん(菊地容疑者)を連れてきてペンキを塗らせて、日当2万5000円とか…。そのくせペンキがすぐはげちゃったから文句を言ったんですよ。そしたら『千鶴子はプロです。千鶴子を悪く言うな!』と泣きわめいたんですよ」(2人と親しかった付近に住む知人)

 大人の男が涙を流してわめくなど、あまりのブチ切れように「あれ以来、少し変わってると思って2人と距離を置きました」(同)。

 変わっているのは少しどころではなさそうだ。また、別の知人からは違った意味で驚かされる一面が明かされた。

「神さん(高橋寛人容疑者は町田市内のアパートを「神寛人」の名義で借りていた)は大げさなことを言うクセがあった。例えば、実家が岩手で古美術商を営んでいて、ピカソやモネなど数千万円の商品をゴロゴロ扱っているとか、祖父は外務省の人間でエスペラントを世界に広めた人物とか、息子はイチローの再来と言われているなんて…」

 周囲の人々からも想像以上に変わり者という烙印を押されていたようだ。