都議選惨敗なら橋下徹共同代表辞任を覚悟

2013年06月21日 16時00分

“東の代表”石原慎太郎氏(80)から「大迷惑だ!」と猛批判された橋下徹氏(43)は19日、東京都議選(23日投開票)の結果次第で党共同代表の辞任もあり得ると弱気発言も漏らした。

 橋下氏は大阪市内で記者団に「都議選の結果、支持を受けられなかったということになれば、そのまま(共同代表を)継続するわけにはいかない」とした。

 だが、石原氏の一連の橋下氏批判については「間違ったとは思っていない。有権者の皆さんにしっかり説明していく」と強気の姿勢も見せ、石原氏が何と言おうと謝罪する意向がないことを強調。「候補者も心配することはない。こんなの維新の会では、しょっちゅうですから」とも語った。

 石原氏との関係については「信頼関係があるから、表で意見ができる。石原代表は僕のことや党のことを思って意見を言われたわけですから」と良好な関係を強調したが「(慰安婦問題に関して)僕が言ってきたことを変えることはない。そこは石原さんとは考え方が違う」とも。亀裂を強く印象づける言葉だ。

 一方で「敵は外にいる。内部でエネルギーを割く時期ではない」と今は党内の抗争よりも、選挙に全力を注ぐべきとも強調。都議選の後、7月には参院選が控え、待ったなしの状況だ。前回の衆院選のような勢いがないことは、維新関係者も肌で感じている。

 代表辞任については「自分では間違っているとは思っていない。ただ、政党の組織からすれば、僕はメンバーから選ばれている。(都議選敗北なら)政党のメンバーから『代表辞めろ』と言われれば、僕は(代表を)辞めなきゃいけなくなる」とも語った。勝敗ラインについては過去に「(議席数が)ゼロからなので決めようがない」と強い口調で質問を閉ざし、明言はしなかった。「選挙の有利不利に関係なく、僕は自分が言いたいこと、やりたいことは続けていく」とキッパリ。強気と弱気が共存する橋下氏だが、もはや首の皮一枚のような気が…。