小池都知事が酷暑の東京五輪へ「かぶる傘」おススメ「ポイントは手があくということ」

2019年05月25日 16時00分

 小池百合子都知事は24日、東京五輪に向けた暑さ対策として、かぶるタイプの傘を試作していると明らかにした。「かぶる傘」が猛暑対策のトレンドになる!?

 小池氏が示したのは、日本では昔からある笠のような形状。ただ日光や熱を遮る素材を用い、日傘の帽子型ともいえる。既に販売されているものもあるが、都では独自に製作して、今夏の五輪プレイベント前に配布や商品化を検討しているという。

 暑さ対策は東京五輪の最優先課題とされる。選手、観客ともに最も過酷になると予想されているマラソンは、開始時間が予定よりも大幅に繰り上げられ、午前6時になった。そのほかの屋外競技も一部屋根があっても、熱中症が心配されている。

 小池氏は「ポイントは手があくということ」と指摘。両手が自由になることで、水をのんだり、雨が降ってきた場合に傘をさしたりと、対応できる点が強みだという。

 問題はこのスタイルが受け入れられるかどうかだ。環境省は先日、「男性も日傘を使用してほしい」と日傘男子キャンペーンを進めているが、反応は鈍い。「かぶる傘」は日傘よりも抵抗がありそうだが…。

「男性で日傘を差すのは恥ずかしい、何か気が引けるという方は、もう思い切ってここまでいったらいかがでしょうか。お勧めしたい」(小池氏)

 環境相時代にクールビズの旗振り役となった小池氏だけに「かぶる傘」にも絶妙なネーミングを付ければ、来年の五輪本番で“標準装備”となるかもしれない。もっとも観客全員がこの傘をかぶっていたら、それはそれで“酷暑五輪”を象徴するシュールな絵になりそうだが…。